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第4回私立大学職員フォーラム

 

 

 

 

 

“学生の成長のための教育づくり・大学づくりと職員の仕事”

 

□日時■ 2009年 20日(土),21日(日) ■□

■場所□ 明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1136 ほか □■

   (JR・地下鉄丸の内線御茶ノ水駅御茶の水橋口から徒歩5分)

○集会受付○ リバティタワー13階エレベーターホール

※参加費:3000円 (懇親会費3500円)

 

2003年度より開催している大学職員フォーラムは、06年度より私大教連単独開催の「私立大学職員フォーラム」と、全大教との共催の「全国大学職員フォーラム」とを毎年交互に開催し、本年度は第4回目の「私大職員フォーラム」開催の年となります。

この間、全国の私立大学は、規模・歴史・専門分野などを問わず、その存立基盤をめぐる厳しい状況下にあり、とりわけ大学「構造改革」によって「競争と淘汰」政策が推し進められたことにより、新自由主義的な政策や意識が大学職場に急速に広められました。「競争的環境」への対応を標榜した理事会による「大学ガバナンス改革」のもと、大学・学部再編、事務組織再編、PDCAサイクルの導入、人事制度や賃金制度の変更など、経営側からのトップダウン改革が、各大学の大きな問題となっています。

第4回私大職員フォーラムはこうした状況の下で、(1) 経営トップダウンの大学改革の特徴や問題点を分析しつつ、学生・国民の期待や要求にこたえる大学づくりの方向を検討すること、(2) 職員に対する人事・評価制度改革の動きを整理し、職場づくりの基本的な課題を検討すること、(3) 青年・学生を取り巻く困難が深化している中で大学が責任を持つべき学生の「学びと成長」を支える職員の実践を共有し、職員の役割・課題を検討すること、を主なねらいとしたいと考えています。

  

シンポジウム

  「最近の学生実態から、大学教育と職員組織の課題を考える」をテーマに、学生実態に向き合う3人のシンポジストからの報告とフロアを含めた全体討論を行います。

 日本福祉大学の水谷早人氏は、現在、同大学の学生支援部長を務められていますが、長年、教職員組合運動にも携わってこられました。教育改革・改善の事務組織側の責任者の一人としてその推進を担われると同時に、現下のトレーニング型の教育改革を乗り越え、民主社会の担い手にふさわしい「学生参加」の思想を文化的に深く理解・実践する責任が職員にはあると問題提起されています。

 立命館大学の景井充氏は「自我論」担当の研究者であり、自身の専門研究的な関心もあって授業ではミニ・レポートを活用した往復を重視し、受講生と「知の再構成」に取り組んでおられます。また、昨年まで産業社会学部の副学部長を2期務められ、FD活動や学生実態調査などを通じた経験から、学生をどうみるべきか、また教員から見た教職協働の重要性や課題は何かを語られます。

 和光大学の菊池昇氏は、現在、教務課と学部事務室が再編統合されて設置された教学支援部の部長を務められています。同大学でこの4月から実施された大学運営改革・事務組織改編とそれに関わる学内議論も踏まえ、大学、学生の教育に事務組織や職員がどう関わり、そこではどのような責任と課題があるのか、また職場・職員からの自主的な業務づくり・職場づくりの重要性について、組合が果たしている役割にもふれながらお話しいただきます。
 三氏からの報告と日本私大教連からの問題提起を踏まえ、フロアからの発言も織り交ぜながら、学生の学びと成長を支える職員の役割・課題について深めていきたいと考えています。

 

 

分 科 会

  初日のシンポジウム・全体討論を受け、3つのテーマに分かれ、各大学組合からの実践レポートを交えて討論と交流を行います。分科会では、職員固有の問題にとどめず、学生の成長・教育への責任をどう担うかという実践的・現場的な課題に重点を置き議論をしたいと考えています。

 第1分科会では、全体討論を受け、シンポジストの景井氏もまじえ、広く大学教育論、学生実態論、教職協働論、職員論などを語り合う場にしたいと考えています。ゲスト報告として松本大学事務局長・小倉宗彦氏から「社会の実践力を伝える小さな地方大学の職員の役割」をご報告いただきます。参加される皆さんからも多くの話題提供をお願いします。

 第2分科会では、各大学組合のレポートをもとに、トップダウンによる事務組織再編や人事制度変更と、これにどう取り組むかについて、実践的に検討・交流したいと考えています。レポートは、日本福祉大学龍谷大学に依頼しています。

 第3分科会では、学生を具体的に支援する職場や職員あるいは組合の取り組みを各大学よりレポートしてもらい、お互いの取り組みを学びあいたいと考えています。レポートは、東京女子大学立命館大学に依頼しています。

 日々の現場で、悩み、奮闘している多くの職員のみなさん、また、こうした職員とともに、大学づくりの推進に心を砕いている教員のみなさんと、広く語り合あえることを期待しています。